恋人とやりたいことが思いつかない。「50選」を読んでも出てこない理由
2026年9月7日
「今度どこ行く?」と聞かれて、何も出てこない。「50選」の記事を読んでも、ピンとくるものが1つも無い。
これは想像力の問題ではありません。記憶の問題です。 やりたいことは、たいてい過去に一度は思っています。思い出せないだけです。
だから、リストを眺めるのではなく、思い出す場所を変えてください。
なぜ「50選」で出てこないのか
ああいう記事は、平均的な候補を並べたものです。あなた達に固有の文脈がありません。
読んで「いいね」と思うものはあっても、「それ、私が言ってたやつだ」という感覚が起きない。動機が乗らないので、書いても実行されません。
自分たちのやりたいことは、外ではなく履歴の中にあります。
思い出せる場所、4つ
1. スマホの写真フォルダ
去年の同じ時期を開いてください。「これ、また行きたいね」が必ず1つ出てきます。これが一番確実です。
2. SNSの保存済み・いいね履歴
InstagramやXで保存した投稿。保存した時点で「行きたい」と思っています。ほとんどの人が、保存したまま忘れています。
3. LINEのトーク検索
自分たちのトークで「行きたい」「食べたい」「いつか」と検索してください。驚くほど出てきます。そして、そのほとんどは実行されていません。
4. 相手が最近こぼした一言
「あそこのパン美味しかったな」「そういえば温泉行ってないね」。その場では流れる発言です。相手が言ったことを1つ思い出せるなら、それが最有力候補です。
出てきたら、その場で書く
ここが本題です。思い出したものは、また忘れます。
トーク検索で10個見つけても、書かなければ来週にはゼロに戻ります。思い出す作業を毎回やり直すことになります。
そして片方のメモに書くと、もう片方は足せません。相手がこぼした一言を拾えるのは、聞いていたあなただけです。あなたのメモに入ったままだと、相手はそれが記録されたことを知りません。
「決める」のではなく「溜める」
もう1つ。思いついた時点で「行くかどうか」を決めないでください。
決めようとすると、日程・予算・現実性が一気に頭に浮かんで、「まあいつか」で終わります。
溜めるだけにする。判断は、実際に予定を立てるときにまとめてやればいい。溜まっていれば、そのときに選ぶだけで済みます。
溜める場所は何でもいいのですが、両方が書き込めることだけは外せません。うちはペアバケットリストを作って、そこに置いています。誰が書いたかが色で分かるので、相手が何を言っていたかも残ります。
それでも出ないとき
期間を区切ってください。「いつか」ではなく「この冬」「同棲するまで」。
範囲が狭いほど具体的になります。「一生のうちにやりたいこと」は難問ですが、「3月までにやりたいこと」なら答えられます。
季節で区切る例は冬に二人でやりたいこと50選に、書いたのに続かない場合はリストが続かない3つの理由に書きました。
3分でできること
LINEのトークで「行きたい」と検索してください。 3分で、忘れていた候補が5個は出てきます。それを書き留めるところまでが今日の作業です。