旅行のしおりは作らなくていい。代わりに要る3つの情報
2026年9月15日
旅行のしおりを作ろうとして、デザインで力尽きたことはありませんか。
はっきり書いてしまうと、しおりは作らなくていいです。 当日に実際に見返すのは、次の3つだけだからです。
- 予約の控え(宿・交通・チケット)
- 時間の決まっているもの
- 行きたい場所の候補
この3つが1か所にあれば足ります。凝った体裁は、作った本人の満足のためのものです。
なぜ立派なしおりが開かれないのか
当日はスマホしか見ないからです。
PDFや紙のしおりは、旅先で開くのが面倒です。片手が荷物で塞がっていて、電車の中で、歩きながら見ます。その状況で開くのは、いつも使っているアプリだけです。
そして凝ったしおりほど、情報の密度が低い。1ページに写真とタイトルがあって、肝心の予約番号は最後のページ、という構成になりがちです。
1. 予約の控え
これが一番見ます。そして一番探しにくい所にあります。
宿のチェックイン時に必要な情報、新幹線の座席、チケットのQRコード。メールの中に散らばっている状態が最悪です。
やることは1つ。予約したら、確認番号だけを1か所にコピーする。メールを開き直す必要がなくなります。
2. 時間の決まっているもの
分単位の行程表は作らないでください。 必ず崩れます。崩れた時点で見なくなります。
書くのは、遅れたら困るものだけです。
- 新幹線・飛行機の時刻
- チェックインの締切
- 予約した店の時間
- 閉館時刻(これを忘れて着けないことが多い)
「10:00 出発 → 10:45 到着 → 11:00 昼食」のような行程は要りません。2つ目で崩れます。
3. 行きたい場所の候補
順番は決めない。リストにしておくだけです。
当日は天気も体力も読めません。「この中から選ぶ」という状態にしておくのが一番強い。雨なら屋内、疲れていたら近い所。決め打ちより、候補があるほうが動けます。
ここに緯度経度や住所まで書く必要はありません。名前だけで検索できます。
どこに置くか
2人とも開ける場所にしてください。片方のスマホにしか無いと、その人がトイレに行っている間に何も決められません。
作る手間はこれで10分程度です。しおりのデザインに3時間かけるより、旅行そのものに時間を使えます。
うちのペアバケットリストだと、予約の控えは説明欄に、候補は「1日目」の下にぶら下げています。共有メモでも同じことはできます。
写真の共有まで含めた話は旅行の写真を2人で1か所にまとめる方法に、持ち物の分担は2人旅行の持ち物に書きました。
しおりを作りたい場合
否定はしません。作る過程そのものが楽しいなら、それは旅行の一部です。
ただその場合も、上の3つは別に用意してください。しおりは思い出用、実務は別。混ぜると、当日どちらも使いにくくなります。
5分で終わること
予約の確認番号を、1か所にコピーしてください。5分です。当日いちばん効きます。