ペアバケットリスト

恋人と作るバケットリスト — 二人で決める方法と、失敗しない手順

2026年9月1日

広告この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクから購入・お申し込みがあった場合、運営者に紹介料が支払われることがあります。

二人でやりたいことを決めるとき、向かい合って話し合うのはやめたほうがいいです。

まず別々に、相談せずに10個ずつ書く。それから見せ合う。順番をこうするだけで、出てくる量が変わります。

「一緒に考えよう」が失敗する理由

うちも最初はこれをやりました。カフェで向かい合って「で、何やりたい?」から始めて、30分で3つしか出ませんでした。しかもそのうち2つは、どちらかが先に言ったものに相手が乗っただけです。

同時に考えると、先に口に出したほうの案に引っ張られるからです。「水族館行きたい」と言われた後に「私は美術館」とは言いにくい。相手に合わせるのは優しさなので、優しい人ほどリストが痩せます。

そして「なんでもいいよ」が出ます。これが出た時点でその日は終わりです。

手順は3つ

1. 別々に10個、5分で書く

相談は禁止。スマホのメモでもいいです。質より数で、思いついた順に。

10個という数字にはあまり意味がありませんが、5個だと当たり障りのないものしか出ません。8個目あたりから本音が出てきます。

2. 見せ合う

ここが楽しいところです。声に出して読み上げるのがおすすめ。

3. かぶったものから決める

両方が書いたものは、迷わず確定でいいです。合意はもう取れています。

そして、かぶらなかったほうが実は大事です。相手が何を書いたか知らなかった項目——そこに、まだ話していないことが入っています。

うちの場合、片方が「銭湯に行く」と書いていました。そんな趣味があると知りませんでした。付き合ってけっこう経つのに、休日は何をしているのか正確には知らなかったわけです。

そのあと実際に行って、それが定番になりました。10個書かせなければ、たぶん一生出てこなかった項目です。知らないことがまだある、と分かるのがこの作業のいちばんの収穫だと思っています。

決まったあとの形

やりたいことを並べただけだと、当日になって「で、どうする?」に戻ります。下に「やること」をぶら下げてください。

たとえば大阪に行ったときの、実際のリストの形です。

大阪旅行
├ 旅行前準備
│   ├ 新幹線をとる
│   └ ホテルを決める
├ 1日目 到着して水族館
│   ├ 海遊館のチケットを買っておく
│   └ 夜は道頓堀
└ 2日目 京都旅行

やりたいことが6個、その下のやることが36個。数でいうと、ほとんどが下の階層です。

この形にしておくと、当日「次どこ行く?」で立ち止まりません。片方が調べて、片方が予約する、みたいな分担も自然にできます。

詰まったときの質問

10個書こうとして、5個で止まることがあります。そのときに効いた質問を置いておきます。

  • 明日いきなり休みになったら、何をする?
  • 学生のときにやり残したことは?
  • 相手が絶対に選ばなそうなことは?
  • 去年「行きたいね」と言ったまま行っていない場所は?
  • お金より、時間があったらやりたいことは?

最後の質問がいちばん効きます。「お金があったら」で考えると海外旅行しか出てきませんが、「時間があったら」だと平日の水族館とか、朝からやる映画館とか、実現できるものが出てきます。

100個は書かないほうがいい

「バケットリスト100選」のような記事がたくさんありますが、最初から100個書き写すのはおすすめしません。

自分の言葉で出てきていないリストは、たぶん実行されません。10個から始めて、思いついたときに足すほうが、最終的には多くなると思います。

離れて暮らしているなら、遠距離カップルで一緒に叶えたいこと30選のほうが近いかもしれません。同棲を始めたところなら同棲中のカップルでやりたいこと50選を。

期限だけは入れておく

ひとつだけ、必ずやったほうがいいことがあります。リスト全体に終わりの日を決めること。

「いつか」は永遠に来ません。旅行なら当日、同棲までなら引っ越しの日、一年のリストなら大晦日。区切りがあると、リストは急に動き出します。

経験上、期限のあるリストほど最後まで使われます。「人生でやりたいこと」のような終わりのないリストは、書いた翌週にはもう開いていません。少なくともうちはそうでした。

作る場所

紙でもメモアプリでも作れます。ただ二人で使うなら、条件がひとつあります。両方が書き込めること。 片方だけが管理するリストは、そのうち片方だけのリストになります。

共有メモは書けますが、やりたいこととやることを分けられません。todoアプリは「終わらせるもの」を並べる作りなので、願望を置くと居心地が悪い。探して見つからなかったので、ペアバケットリストを自分たちで作りました。ひとつのリストを二人で書けて、やりたいことの下にやることをぶら下げられます。相手はリンクを開くだけで中身を見られるので、「まず登録して」から始めなくて済みます。無料です。

やることは決まっています。リストを作って、5分で10個書いて、リンクを送る。今日のうちにそこまでいけます。

ふたりで書けるリストを、5分で。

やりたいことを書いて、深めて、ふたりで共有できるアプリです。無料です。